Motivation Lab

スマートフォン向けゲーム会社のエンジニア・クリエイター採用担当として、日々思ったことを記していきます。

エンジニアの強みを見出すコミュニケーション

先日ブログに書いた、エンジニアを理解する方法についての続編です。

スライドがまだあるので、連投します。

 

今回は、人事採用担当が行う上での「エンジニアの強みの見出し方」についてです。

途中、前回のブログで書いた4つの分類についての記載がありますので、まだ読んでいない方は、以下も参照いただければと思います。

 

(前回の記事はこちら)エンジニアを理解するための4つの分類とその比率

coichcareer.hatenablog.com

 

 

エンジニアの強みの見出し方

詳細については、前回同様SlideShareを見ていただければと思いますが、今回は人事採用担当がエンジニアを評価をする上で身につけておきたい考え方や知識、コミュニケーション方法についてまとめています。

www.slideshare.net

 

人事がエンジニアの強みを見出す必要について

正直な話、技術的要素の理解もなく人事採用担当がエンジニアの強みを見出すことは難しいです。

であれば、現場のエンジニアをアサインすればいいじゃないか!と思うかもしれませんが、現場のエンジニアにも実開発もあり、また引き出すコミュニケーションをすることができるエンジニアは限られているため、なかなかアサインし続けることが難しいという問題もあります。

また、技術以外の話を伝えることや優秀なエンジニアであった時の魅了付けを考えると、できれば人事が全てやってしまいたい。

もっと言えば、採用をメインに行っている人事である程度解決できれば、こんなにいいことはないと考えています。

 

人事採用担当のキャリアと、存在意義という点でも人事がヒアリングをするべき

また、人事のキャリアとしても、自分の担当する職種や分類において、HPからの応募に対してや就活・転職ナビからのエントリー、紹介会社からの紹介をただ流すだけでスキルアップできているのか?と思います。

採用担当であれば、ターゲットがどんなエンジニアで、どこにいて、その人の興味関心はどこで、どのような話をすれば魅了できるのかは自力で解決できる必要がありますので、こういった形で残させていただきました。

エンジニアを理解するための4つの分類とその比率

自分自身の経験則や、キャリアコンサルタント時代のカウンセリングでの実績、面接・面談での傾向分析等、気づいたことをまとめてみました。

 

エンジニアを理解するために

詳細はSlideShareを見ていただければと思いますが、エンジニアの評価をするためには、採用担当側が相手を理解する必要があります。

アプローチの仕方や相手の強みの見出し方については後日アップする予定ですが、まずは一つの切り口として見ていただきたいです。

 

www.slideshare.net

 

なぜ、こんなことをしようと思ったのか

仕事柄、今までに様々なタイプの方と会ってきた中で、長く苦楽を共にしているような学校の先生や職場の同僚には理解されているのに、ファーストコンタクトや面接の際に損をしている人が多いと感じているためです。

※エンジニアという人種は技術習得には積極的であるのに、自分自身の整理・分析には疎い人が多いのは何故なんでしょう。。

 

アピールが上手い・下手という話ではなく、企業人事や人材を紹介する人材紹介会社、もっと言うと本人自体がよくわかってことが多いのではないか。

技術力や意欲は十二分に持ち合わせているのに、非常にもったいない。

 

人事採用担当に限らずの話ですが、正しい目線で評価をすることができるようになって欲しいと考えています。

"適材適所"と"最適化"を叶える、人事という仕事について

2016年も残り2週間を切ったこのタイミングで、ブログを始めました。

筆不精の私ですが、思うことを記していきます。 

 

エンジニア採用に特化するキャリアを選んだ理由

そもそも、私の経歴が特殊なため、そこを最初にお伝えしておきたい。

 

私は某大学の電気工学科を専攻し、卒研では(今でいうところの)テキストマイニングをやっていました。

新卒入社した会社は金融系システム会社で、エンジニアとしてCOBOLを使用した汎用系システム開発に携わってきましたが、3年弱勤務したところで、キャリアコンサルタントという未経験の職種にキャリアチェンジをしています。

 

詳細は割愛しますが、自分の特性を考え直したところ、向いていないのではという気持ちが強く、再スタートしようと考えたというのが本当のところです。

当時の言い訳を羅列すると、

 

  • 就活当初に自己分析ができておらず、特性にあった業界業種でなかった。
  • 内定の出た会社への入社を早々に決め、しっかりと迷うことをしなかった。

 

この2点に尽きます。

簡単に言うと「何も考えず就活をして、内定が出たところにちゃちゃっと決めてしまった。」ということです。

当時周りを見渡しても、自分のような決断をした人も多く、これを変えられる力を持ちたかった。

それが当時初めて転職をする際に、考え・悩み・出した結論です。  

 

ものづくりをする人たちの適材適所を正したい。

その後、転職してから苦労をしましたが、こだわりをひとつ持って行動しました。

今考えると、成果も出ていない業界未経験の人間がそんなことを言っていて、許容してくれた前職には本当に感謝しています。

 

製造業、IT業界、WEB業界、ゲーム開発等々。

私のわがままもあり、ものづくりをするエンジニアやクリエイターという括りの中で業務を担当し、成果を上げることができました。

ただ、いつしか転職という一瞬の決断だけではなく、キャリアは希望している会社に入ってからがスタートだと考えるようになり、そこで人事採用担当へ転職をし、エンジニアの採用担当をするに至りました。

 

当時、転職先を選ぶ上で決めていたことが3点。

 

  • 自社のサービスを持つ等して、中で働くクリエイターが自信とプライドを持って作っていること。
  • クリエイターが中心の企業であること。
  • 技術力があり、新しいことに挑戦し続ける姿勢を会社として持っていること。

 

これを満たす会社は限られており、その中でコロプラという会社を選びました。

この判断は間違っていないと、今でも思っています。

 

人事の仕事は採用をするだけではなく、会社の発展と雇用することになった社員(新卒・中途関係なく)の市場価値を上げる仕事です。

採用だけで考えるなら、ただのリクルーターであり、前職と何ら変わりはない。

 

キャリアコンサルタントから採用担当という、またしても未経験業務に就いていますが、自分のポリシーに添って日々学びつつも前進するのは、やりがいもあり、何よりも楽しい。

会社の求める人材を採用し、教育し、最大の効果を出せるように最適なキャリア構築を組み上げる。

 

そんな気概を持って、会社を巻き込みながら動いていくのが、人事の仕事です。