"適材適所"と"最適化"を叶える、人事という仕事について
2016年も残り2週間を切ったこのタイミングで、ブログを始めました。
筆不精の私ですが、思うことを記していきます。
エンジニア採用に特化するキャリアを選んだ理由
そもそも、私の経歴が特殊なため、そこを最初にお伝えしておきたい。
私は某大学の電気工学科を専攻し、卒研では(今でいうところの)テキストマイニングをやっていました。
新卒入社した会社は金融系システム会社で、エンジニアとしてCOBOLを使用した汎用系システム開発に携わってきましたが、3年弱勤務したところで、キャリアコンサルタントという未経験の職種にキャリアチェンジをしています。
詳細は割愛しますが、自分の特性を考え直したところ、向いていないのではという気持ちが強く、再スタートしようと考えたというのが本当のところです。
当時の言い訳を羅列すると、
- 就活当初に自己分析ができておらず、特性にあった業界業種でなかった。
- 内定の出た会社への入社を早々に決め、しっかりと迷うことをしなかった。
この2点に尽きます。
簡単に言うと「何も考えず就活をして、内定が出たところにちゃちゃっと決めてしまった。」ということです。
当時周りを見渡しても、自分のような決断をした人も多く、これを変えられる力を持ちたかった。
それが当時初めて転職をする際に、考え・悩み・出した結論です。
ものづくりをする人たちの適材適所を正したい。
その後、転職してから苦労をしましたが、こだわりをひとつ持って行動しました。
今考えると、成果も出ていない業界未経験の人間がそんなことを言っていて、許容してくれた前職には本当に感謝しています。
製造業、IT業界、WEB業界、ゲーム開発等々。
私のわがままもあり、ものづくりをするエンジニアやクリエイターという括りの中で業務を担当し、成果を上げることができました。
ただ、いつしか転職という一瞬の決断だけではなく、キャリアは希望している会社に入ってからがスタートだと考えるようになり、そこで人事採用担当へ転職をし、エンジニアの採用担当をするに至りました。
当時、転職先を選ぶ上で決めていたことが3点。
- 自社のサービスを持つ等して、中で働くクリエイターが自信とプライドを持って作っていること。
- クリエイターが中心の企業であること。
- 技術力があり、新しいことに挑戦し続ける姿勢を会社として持っていること。
これを満たす会社は限られており、その中でコロプラという会社を選びました。
この判断は間違っていないと、今でも思っています。
人事の仕事は採用をするだけではなく、会社の発展と雇用することになった社員(新卒・中途関係なく)の市場価値を上げる仕事です。
採用だけで考えるなら、ただのリクルーターであり、前職と何ら変わりはない。
キャリアコンサルタントから採用担当という、またしても未経験業務に就いていますが、自分のポリシーに添って日々学びつつも前進するのは、やりがいもあり、何よりも楽しい。
会社の求める人材を採用し、教育し、最大の効果を出せるように最適なキャリア構築を組み上げる。
そんな気概を持って、会社を巻き込みながら動いていくのが、人事の仕事です。